■概要・コメント■ 時は戦乱、馬賊が横行し、剣が全ての世界。 剣を生業とする剣士の中でも最高位として輝く「修錬剣士」が人々の盾として崇められている時代。 全ての始まりは52年前。 馬賊「黒烏」(コクウ)の首貂飛(チョウヒ)は追っ手との戦いにより深い傷を負っていた。そんな貂飛の前に一人の女が現れる。それは、十一代目修錬剣士紫憑桜(シフウオウ)であった。憑桜は朝廷から黒烏を壊滅させる仕事を請け負っていたが、貂飛を殺さずに面倒を見始める。 傷が癒えて宿場で酒を飲んでいる貂飛のもとに副首領の鬼六(キリク)が訪れ、次の計画についての話合いを始める。 そんな二人のもとに憑桜が現れ、貂飛に治療代を求めるのだった。しかも、殺しと盗み以外で稼いだ金以外は代金として認めないと言うのだった。貂飛は文句を並べるが、結局は条件を呑むことになった。その貂飛の変わり様に鬼六は激怒し宿場を出ていく。しかし、鬼六の脳裏には憑桜の顔が浮かび微笑みかけていた。 数日後、鬼六は憑桜に呼び出され、修錬剣士として黒烏と戦わなくてはならないことを、そして、貂飛とは戦いたくないということを告げられる。また、貂飛はもう少しこの町に留まると告げる。二人の想いを知った鬼六の中で何かがはじけ、嫉妬が心を支配するようになる。 嫉妬の激情に身を委ねた鬼六は、その地に眠る魔剣を使い貂飛を殺そうと考える。その剣は抜いた人間を不死の躯(からだ)にする事と引き換えに最愛の者を斬り殺させる、呪われた剣。鬼六も知らなかった真実。貂飛はその剣によって憑桜を手にかけてしまい、自らは不死となって、輪廻の輪から外れた。 一人取り残された鬼六は呪術によって憑桜を蘇らせたが、その躯からは「心」が抜け落ちていた。何処かに彷徨っているであろう憑桜の心を取り戻すために鬼六は今まで以上に殺戮と破壊を繰り返す。殺した多くの人間を、部下として蘇らせながら。 そして時は流れる。 一人の若い剣士豺憑夷(サイフウイ)がある街に足を踏み入れる。十三代目修錬剣士の印を手に入れ、金と力を手に入れるために。しかし、憑夷の目に現れたのは十一代目修錬剣士の印を持った貂飛だった。 そして時は廻る。 トラブルカフェシアターの記念すべき第1回公演。参加者多数、しかも初めて舞台を共にする人たちばかり。屋外での写真撮影があったり、初めての映像があったり、衣装の数も最多で、すっごいいっぱい作りました。徹夜の日も幾日あったやら。殺陣を多用する芝居も初めてだったので、本番直前まで上手くいかず夜の校庭で練習したりしました。 見所はやっぱり殺陣ですかね。この芝居を皮切りに、当劇団では毎回殺陣をするようになりました。 ■PHOTOGRAPH■ クリックすると大きな写真が御覧になります。
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